クリーンディーゼルの中古車・新車がオススメです

ガソリン車よりも環境に優しい、クリーンディーゼル車の新車・中古車がオススメです

　かつて、ディーゼルエンジン車は微粒子状物質（PM）が原因で黒い排気ガスを出している車が多く見られました。その後の排気ガス規制により黒煙を出していたディーゼル車は姿を消していき、厳しい規制に対応した技術が生まれクリーンディーゼルとして黒い排気ガスを排出せず、ガソリン車よりもCO2排出量が少ないクリーンなエンジンとなっています。
　ディーゼルエンジンの普及率の高いヨーロッパでは、新車登録台数の５０％以上がディーゼル車で、CO2排出量削減といった環境問題にガソリン車よりも優れていることから欧州諸国を中心に世界的にクリーンディーゼル車の人気・需要は高まっています。

欧州に比べ、日本でディーゼル車の人気が低いワケ

　２０１１年のディーゼル乗用車のシェアがフランスでは７２．６％、スペインでは７０．３％をはじめ、多くの地域で半数以上のシェアを占めているディーゼル車ですが、日本では０．３％と極めて少ないシェア数となっています。
　日本で普及していない理由として、1960年代～80年代の産業用大型ディーゼル車の「CO2排出を度外視した環境に悪い黒煙をばら撒くイメージ」という固定観念、プリウスやインサイトといったハイブリッド車や電気自動車など日本独自のクリーンエネルギー自動車が現れたことが要因にあり、国内自動車メーカーもディーゼルの乗用車は限られた数しかラインナップされていませんでした。

イメージを払拭する、環境にやさしい新しいクリーンディーゼル車

　２００６年にメルセデス・ベンツからクリーンディーゼル車が発売されたことを期に、ディーゼル車の多い欧州メーカーが日本にディーゼルモデルを導入するようになってきました。国内自動車メーカーでは、主に日産、マツダ、三菱が、海外メーカーではメルセデス・ベンツ、BMWがラインナップを揃えており、国内メーカー（特に欧州をターゲットとするマツダ）もディーゼルの新型車が発売されています。
　ディーゼル車の特徴として、CO2排出がクリーンなことはもちろん、ガソリンでなく価格の安い軽油を燃料とすることでランニングコストが少なくなります。また、街乗りでもっとも使われる2000～3000回転といった低回転域のトルクがガソリン車と比べて非常に高いため、力強い加速で運転がしやすいのが特徴です。